8ビートの打ち込みについて例をあげてみましょう。以下の図例を見ながら、ご自分で打ち込みを実行しながら、聴いてみてください。
まず(1)から(4)までをご覧ください。
(1)はハイハットとスネアドラムの基本形、これにバスドラムを足していろいろバリエーションを考えていきます。
(2)はバスドラムが1拍、3拍に配置されています。裏拍のバスドラムがないノリです。
(3)はいちばん多用されるパターンです。構想が決まっていなかったらこのパターンから始めて、のちほどいつでも変えられるという気持ちで行きましょう。
ゆったりとした曲、カーペンターズの「Yesterday Once More」でも使われています。
(4)はさらに4拍のウラが加わった形で、これも良く使われるパターンです。
以下の図はバリエーションです。
実際の音楽として仕上げるには、クローズド・ハイハットシンバル、スネアドラム、バスドラムのそれぞれのベロシティ(音量)を調整してノリを作ります。
以下の音楽ファイルはKAWAIスコアメーカーで打ち込んだ音源です。なにも加工していませんが、楽譜が苦手な方は聴いてみてください。
(10)で実際に使われている例
サザンの「この青い空、みどり」でサビのパターンとして使われています。