音楽著作権の問題について

私は仕事上、著作権、著作隣接権に関わってきたため、多少詳しく解説できるのでここで問題点について触れていきたいと思います。

YouTubeでの音楽著作権

CD音源などをYouTube上で流すことは許諾を受けない限り使用してはいけません。
自分で作った音源は使用できます。

YouTubeを始めて1年でわかったこと

1年で約270くらいの動画アップしました。その結果、総視聴回数1年で約270くらいの動画アップしました。その結果、総視聴回数19,616、総視聴時間406.6時間、チャンネル登録者44でした。以下のような管理画面です。

上の図は全期間のデータです。1日750回、600回くらい試聴されている時期があります。これは私が何かをしたからではなく、勝手にそういう現象が起こったのです。YouTubeから怪しく思われるのではないかとか、誰かが嫌がらせをしているのかと、思いましたが、今は収まっていて少しずつデータは上向きになっています。当然最初は1日1桁くらいの回数しか見てもらえません。現在はかろうじて1日3桁を維持している状況です。絶対YouTubeから収益化をするという強い思いがあるわけでもないのですが、収益化できるにこしたことがないので、自然のなりゆきに任せています。
だいたい3分前後の動画が多いので、視聴回数より視聴分数が上回っていれば健全な状態と言えると思います。上記の1日750回くらい視聴されたときは視聴分数は1分を大きく切っていました。

どんな動画をアップしているかというと、主に昭和歌謡を懐メロから昭和の末期までアップしています。MIDIでバックを作り、その上にギター他の楽器を生で録音して動画は歌に合わせて、歌詞を表示させています。そのほかにウクレレ初心者用動画だったり、試行錯誤しながら日々アップしています。

YouTubeで「著作権侵害の申し立て」と表示された

YouTube Studioは自分の動画を管理できるものです。PCではウェブブラウザで表示され、タブレットやスマーフォンで表示させるにはアプリをインストールすれば見ることができます。「動画」というタグをクリックすると、アップした動画が表示され、「著作権侵害の申し立て」というように出ることが度々あります。

「著作権侵害の申し立て」なんて穏やかにいられません。著作権について詳しい人間であれば「侵害している」という状態がとても嫌なのです。

YouTubeとJASRAC(日本音楽著作権協会)とは包括契約をしているため、JASRACの管理楽曲であり、オリジナル音源であれば堂々と不服申し立てができます。

ネットで調べていくうちに、ある日不服申し立てをしようとして、少し面倒でもいくつもの動画に関して不服申し立てをしました。数えてみると、270の動画のうち90くらいが「著作権侵害の申し立て」となっていましたが、そのうち85以上は解除されました。

現在動画を継続して投稿しているわけですが、昭和歌謡では比較的新しいも、ヒットしたものは「著作権侵害申し立て」となるのが非常に多くなります。

YouTubeはそのことについて仲裁はしてくれません。ただ不服申し立てを申し立てをしている団体に通してくれるだけです。そしていち早く取り下げされると「取り下げられました」という報告がありますが、ほとんどは1か月経過すると「著作権侵害の申し立て」が消えていることがほとんどです。

まとめ

純粋にオリジナル音源であれば堂々と不服申し立てをすればいいという結論です。
この続きは次のところでご報告したいと思います。