楽譜作成ソフト
楽譜作成ソフトの現在位置は以下のように思います。
- フィナーレ(Finale)
- シベリウス(Sibelius)
- スコアメーカー(Score Maker)
- ノーション(Notion)
他にも楽譜作成ソフトはありますが、主にプロの写譜(しゃふ)屋さんも作曲家も使っているのは、フィナーレ、シベリウスの2つが多いのが現状です。
楽譜を読み込んで操作するという点では、スコアメーカーが多く使われているようです。
いずれのソフトも機能がたくさんあるため、それぞれの機能を探してから使いこなすのは時間がかかり、説明を読んでもわからないケースが多いため、使いこなすのはそう簡単ではありません。
一つひとつのソフトを簡単に説明してみます。
フィナーレ
世界標準といわれるソフトです。
2018年5月現在の最新バージョンは「25.3」です。
私はこのソフトをバージョン2003から使っています。その後2008、2012とバージョンアップで購入しています。
ですので、5年以上バージョンアップしていないソフトを使っています。なぜかというと、このソフトはほとんど毎年のようにバージョンアップしているので、毎年バージョンアップというのは、経済的ではありません。
とはいえ使いこなせば、できないことはないというほど充実したソフトといえます。
シベリウス
このソフトも世界最高峰といえるソフトだと思います。
現在のバージョンは「シベリウス8」ということですが、サブスクリプション制度になっているようです。
私はバージョン7を購入して使っています。フィナーレとどちらを主に使おうかと迷ってしまいます。
扱いやすさという点ではシベリウスがフィナーレを若干上回っていると感じます。
このソフトのバージョンアップは頻繁ではありませんが、ギターのフレットボードの画像を使っての入力は使えると思います。
以前に声楽曲を2曲移調をしてほしいと言われ、頑張ってやりました。クラシックの譜面はかなり複雑なものもありますが、その2曲に関してはできない機能はありませんでした。ただ結構仕上げるのに苦労しました。でもこれが普通です。どのソフトでも同じですが、しばらく使っていないとやり方を忘れてしまいまうものですね。
スコアメーカー(KAWAI SCORE MAKER)
カワイが発売しているソフトです。
現在のバージョンは「11」ですが、「ZERO」というサブスクリプション制度を導入して常に最新版を使えるという点はマイクロソフトもアドビ社もやっていますので、最近その形がトレンドに向かっているようです。
私が使っているバージョンは「10」です。このソフトは他のソフトに比べ、画像認識機能が一体化している点が使いやすいのです。
楽譜をスキャナで保存し、このソフトで楽譜認識するとかなりの精度であっという間に楽譜にしてくれます。ただし、完ぺきではありません。100%もあれば、90%くらいもあれば、元の楽譜の精度が悪いと認識するだけ無駄になるという場合もありますが、A4版を一回り大きいサイズの市販の楽譜を認識する時はかなり使い物になると思います。
Notion
現在のバージョンは「6」です。
Studio One 3を最近購入して、ついでにNotion 6が安かったので買ってしまいました。Studion One 3との組み合わせがいいということです。
残念ながらまだ使っていません。