絶対わかる!ポピュラー和声

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絶対わかる!ポピュラー和声

和声の勉強についての本です。
1999年にリットーミュージックから出版された本です。
作曲法・理論書の本一覧

「絶対わかる!」シリーズとして出されているようです。

作曲をする上で、欠かせないのが和声学です。
若い時に和声学の本を一生懸命に勉強した時期がありましたが、正直あまり身についていませんし、実際の感覚で感じる音がきれいかそうでないかで試行錯誤することがあります。

いわゆる「和声学」は一般的にわかりにくくて、学問として人気がないのが現状のようですが、この本は、コードネームで書かれているなどの工夫がされており、ポピュラーの人が読んでわかりやすい本だと思います。

ちなみに1994年に出版された「ポピュラー・ミュージックのための和声学」は同じ著者の香取良彦さんなのでぱっと見、同じ内容のようです。

ご参考までに目次は以下のようになっています。

第1章:はじめに
1. 本書がお役に立てるであろう人は?
2. 和声(ハーモニーとは?)
3. 言葉、規則について

第2章:和音表記
1. 概観
2. コード・ネームによる表記
3. ローマ数字による表記
4. 和音の機能と進行の表記
5. 音の数字による表記
6. その他

第3章:声部形態と伴奏形態
1. 声部形と伴奏形
2. 「形」による理屈の違い
3. 「形」の選択
4. まとめ

第4章:メロデイとハーモニーの関係
1. 概観
2. ハーモニック・リズム
3. メロディ音の協和度
4. 装飾音
5. テンション
6. メロディ作りと和音付け

第5章:和音進行
1. 概観
2. ダイアトニック・コード
3. ノンダイアトニック・コード
4. 補足事項
5. 転調

第6章:声部に関する基本知識
1. 声部形のいくつかの構造
2. 声部の呼び名
3. 声部進行の種類
4. 声部の配置
5. 本文に添える記号

第7章:声部進行
1. 概観
2. 一般論
3. 声部の連結~ダイアトニック
4. 声部の連結~ノンダイアトニック
5. 声部の連結~テンションを含む和音
6. 装飾音と装飾和音

第8章:オーケス卜レーション
1. 4 (=1+3)声構造
2. (4+1=) 5声構造
3. 自由な修飾

第9章:補遺
1. 概要
2. 音程
3. 音楽の歴史
4. 音階
5. 音階の変化
6. 属7の裏コード
7. 数字付き和声
8. アプローチ・ノート
9. ボトム・モーションとルート・モーション

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